Blog記事一覧 > 9月, 2016 | 宮城県仙台市太白区 もつ接骨院の記事一覧
皆さん、こんにちは!
今回は、近頃あまり食卓に上がらなくなった「酒粕(さけかす)」の健康効果についてのお話です。
酒粕が健康に良さそうだと思っている方は多いと思います。
確かに酒粕に含まれる酵母には栄養がたっぷり入っています。
それはなんとビタミンB2が白米の26倍、B6は47倍、アミノ酸は583倍にもなります。
しかも人間の体内で作ることの出来ない必須アミノ酸が全種類入っているのです!
では、酒粕がどのように体に作用するのでしょうか?
酒粕には《レジスタントプロテイン》というたんぱく質が含まれています。
レジスタントプロテインは胃でも消化されにくいため、そのまま小腸に向かいます。そして腸内に残っている食べ物の油や脂肪と吸着し
て、便と一緒に排出してくれるので、悪玉のLDLコレステロール値を下げると考えられています。
さらに、便の油分が増えることで便が柔らかくなり、お通じも良くなります。
お通じが良くない方やコレステロール値が気になる方は、ぜひ「酒粕」を試してみて下さい!
こんにちは!
タイトルを見て、新型骨粗鬆症ってなんだろうと思われた方も多いと思います。
近年、骨密度は十分あるにも関わらず、簡単に骨折してしまう方が増えています。
実は、骨はカルシウムだけでなく、コラーゲン線維によっても出来ているのです。
骨の中には、ビルを支える鉄筋のように無数のコラーゲン線維が走っていて、それらを結びつける梁(はり)のようなものがあります。
これが骨の「しなやかさ」を保っています。
ところが、新型の骨粗鬆症では悪い梁が増えてコラーゲンが固まってしまい、骨のしなやかさが奪われることにより骨折しやすくなっているのです。
予防するには、ウォーキングなどの運動や、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸を含む食品をバランスよく食べることが大切です!
ビタミンB6 —— マグロの赤身、かつお、鮭、鶏のささみ など
B12 —– さんま、いわし、アサリ、しじみ など
葉酸 ———– ほうれん草、春菊、えだまめ など
※ 高血糖は悪い梁が増える原因と言われていますので、注意が必要です。
バランスの良い食事と、適度な運動を心がけて、いつまでも健康な体でいたいですね(^-^)
皆さんこんにちは!
今週は「カルシウムを摂取すれば骨粗鬆症は改善されるのか?」についてお話したいと思います。
先週もお話したように、健康な体では血液中のカルシウム濃度は一定に保たれています。
しかし、常にカルシウム濃度が低下している場合、濃度を上げるために骨の破壊スピードが修復よりも速くなり、骨がスカスカになってしまいます。これが骨粗鬆症です。
では、カルシウムを摂取すれば骨粗鬆症の進行を防ぐことは出来るのでしょうか?
答えは ✕ です。
私たちが口から摂取したカルシウムは小腸で吸収され、血液中に取り込まれます。
しかしカルシウムの吸収率は加齢とともに低下し、50歳を超えると成長期の半分ほどになってしまいます。
そのため吸収率を高める働きのある、ビタミンDを一緒に摂取することが大切です。
カルシウムを含む食材 ―――牛乳、豆腐、納豆、小魚、海草、緑黄色野菜
ビタミンDを含む食材 ―――― 魚、キノコ、卵
また、カルシウムで骨が修復されやすくするには、毎日30分ほどのウォーキングも効果的です!
水泳なら1回30分を週2回、自転車なら1時間くらい行うと良いようです。
さらに日光浴は皮膚でビタミンDが合成されるためオススメです(^-^)
夏には木陰で30分、冬には手や顔に1時間程度日に当たるだけで十分です。
少しの工夫と運動で、加齢に負けない体づくりをしていきましょう!